勉強するのに最適な時間帯は?効率の上がるタイミング

「勉強をしなければいけないのに集中できない…」
「子どもが宿題をしないで遊んでばかりいる!」
勉強が続けられない原因はさまざまですが、もしかしたら時間帯が合っていないのかもしれません。何時ごろに勉強すればいいのかは、個人差があります。
そこでここでは、効率の上がる最適なタイミングを探すために、それぞれの時間帯で勉強をする際の特徴について解説していきます。

起きてすぐの朝

「朝勉強するなんて無理…」なんて感じる人も多いかもしれません。でも、朝こそ勉強に向いている時間帯なんです。
実は、脳が一番働くのは朝だといわれています。寝ている間に身体も心も十分休み、脳の情報がきれいに整頓された状態。特に、考える力が必要な計算問題が適しています。

ただし中には、朝がどうしても弱いという人も…。無理に起きようとしても辛いですし、勉強に集中できません。このような場合には他の時間帯に勉強したり、寝るタイミングを早くしたりしましょう。

お昼ご飯を食べた後

午後になると、ドーパミンやアドレナリンといったやる気に関わるホルモンが分泌されます。身体が元気になり、脳も活発になりやすいです。
中でも、発想力が高まりやすいといわれているので、ひらめきが必要な科目を勉強すると効率的かもしれません。

難点としては、眠気。ご飯を食べると、消化のために内臓に血が集まったり、血糖値が下がったりしてしまいます。よく噛みゆっくり食べるという対策はありますが、ある程度眠くなってしまうのは仕方のないことです。
食後の昼の時間帯に勉強する場合は、30分以内の短い仮眠をとって、頭をすっきりとさせるのがおすすめです。

夕ご飯までの夕方

学生の場合は、この時間帯に勉強する人も多いかもしれません。学校から帰ってきて、お家でリラックスした状態で勉強できます。
人間の脳は、時間が経てば経つほど忘れるようにできています。そのため、授業内容をすぐに復習して、脳に効率よく定着させるのがおすすめです。

一方、夕方には疲れが溜まっています。また、子どもなら学校から解放されてすぐに遊びたい状態でしょう。息抜きも忘れないことが大切です。

夜寝る前

一日の終わりは、脳に情報が溜まっている状態。朝と逆に、計算問題のような脳を使う勉強はあまり効率的ではありません。一方、暗記系ならぴったりです。
夜に暗記することで、覚えた内容が寝ている間に整理され、記憶として残りやすくなります。そのため、英単語や漢字などを覚えるのに最適なタイミングといえるでしょう。

ただし、勉強のしすぎで睡眠がおろそかになってしまっては本末転倒。翌日ずっと眠気を感じたり、生活リズムが乱れたりしてしまうかもしれません。
勉強に集中しすぎないように気をつけて、時間を決めて勉強することが重要です。

まとめ【最適な時間帯で勉強の効率アップ!】

それぞれの時間帯に勉強する際の特徴についてお伝えしました。
時間帯によって、脳や身体の状態は違います。個人差もあるので、ご紹介した内容をもとに自分にあった時間帯を見つけ出し、勉強の効率をアップさせましょう!

どうしても集中力が続かないという場合は、教材を変えてみるという方法もあります。例えばこちらの教材は、小学生から高校生まで家庭学習ができる通信教材。ゲーム感覚で楽しく遊べる内容なので、飽きっぽい子どもでも安心です。
時間帯だけでなく、勉強の環境ごと変えてみてはいかがでしょうか?

朝の勉強時間、父親とハイファイブする幼い女の子