「編入学」って何が良いの?魅力について解説

「編入学」は、専門学校や短大などを卒業した人、大学在学者、社会人などが、4年制大学の2年次または3年次に入学する制度のことです。
一度決めた道から違う道へ進むため大変そうですが、編入学にはどのような魅力があるのでしょうか?詳しく解説していきます。

一般の入試よりも試験科目が少ない

一般の試験と比べると、編入学は圧倒的に試験科目が少ないです。例えば、「筑波大学情報学群情報科学類」のケースを考えてみましょう。
筑波大学は国立なので、通常の方法で入学を目指すのであれば「共通テスト」を受けなければいけません。理系科目だけでなく、国語や社会科目を学ぶ必要があります。そのため、学び直すとなるとかなりの時間がかかってしまいます。
しかし編入学となると、「英語」と専門科目の「数学」・「情報基礎」の3つのみ。この結果に提出書類を含めて、総合的に判断するそうです。もちろん、合格するためには深い知識が必要となりますが、科目を絞って勉強できるのは大きなメリットといえるでしょう。

複数の大学を受験できる

あまり知られていませんが、編入学は試験日程が被らない限り複数の大学を受験できます。一般入試ではできない、国公立大学の併願も可能です。そのため、「本命の国公立大学にチャレンジしながら、滑り止めとしての国公立大学を3校受ける」なんていうことも可能。
気になる大学を複数検討できるので、それだけ進路の幅も広がります。編入学ならではの大きなメリットです。

倍率を気にする必要がない

どこを受験すると安心なのか、自分の学力ではどこにチャレンジできるのかを考えたとき、多くの人は「倍率」を気にします。「倍率が高い=落ちる率が高い」ということなので、高ければ高いほど不安になりますよね。
しかし、編入学には倍率が存在しません。大学側が提示した一定のラインを超えれば、合格することができます。そのため、ライバルと競ったりライバルの数に気を取られたりすることなく、勉強に集中できます。

落ちたときのリスクがない

高校生だと、現役合格できなかった際のリスクがあります。浪人するにしても、合格する保障はありません。「同級生は先にキャンパスライフを楽しんでいるのに、また落ちてしまったらどうしよう」という恐怖と向き合い続ける必要があります。そのため、精神的に追い込まれてしまう人も。
一方編入学は、もともと大学に通っていたり、社会人として働いていたりする人が利用する制度です。そのため、万が一落ちてしまった際も、元の居場所があります。プレッシャーをあまり感じない環境で勉強できるため、程よく力を抜くことで実力を発揮できるという人もいます。

まとめ~編入学には魅力が多い~

編入学の魅力について解説しました。一般の入試よりも試験科目が少なかったり、複数の大学を受験できたりなど、さまざまな魅力があると分かったと思います。編入学を検討している方は、これを機にぜひチャレンジしてみてください。

編入学ができる東京通信大学では、入学のために成績や偏差値を測るような学力試験は行わず、書類のみで選考を進めます。新しい学びを得たい方は、検討してみてはいかがでしょうか?